こんにちは、さくら婆です。
癌を克服するための食事療法として、ゲルソン療法というものがあります。
今回はゲルソン療法についてご紹介させていただきます。
癌は全身病!体質改善が必要だという事
癌という病気は、食事を改善していくことで快方に向かう方も大勢います。
そもそも癌と言うのは全身病であり、一部分を手術したり化学療法などを行ったりしてもまた、再発してしまう可能性は十分にあるわけです。
さくら婆も癌になってから、いろいろな本などを読み漁りその結果、全身を良くしていくための両方が必要なのではないかと言う結論に達しました。
考えてみれば、身体と言うのは繋がっていますからね。一部分だけ良くしても、健康にはなれないのです。
体質改善とはよく言われてますが、まさに体質を癌になりにくい体質に変えていく必要があるんじゃないかと言うことを学びました。
癌を改善するための食事療法!ゲルソン療法とは?
そんな中いろいろな療法に出会いましたが、まずゲルソン療法についてご紹介させていただきます。
ゲルソン療法は、さくら婆がいろいろな食事療法を探し始めた時に1番最初に出会った療法でした。
ゲルソン療法とは、ドイツの医師であるゲルソン氏がまず自分自身の偏頭痛を治すために行った食事療法で、その後多くの結核の患者さんたちに効果を発揮した療法です。
90パーセント以上の方に効果を発揮したというので驚きですよね。
その後がんの治療に苦しんでいる患者さんたちにも効果を発揮したため、世界中で知れ渡ることになった療法です。
ゲルソン療法による体の不調の原因とは?
ゲルソン療法では、体の不調の原因を毒素と栄養の欠乏とみなしている療法です。
この改善を行うことで、癌に打ち勝つ可能性が高くなると言う方法になります。
ゲルソン療法による食事療法の行い方
正直言って、このゲルソン療法と言うのはかなり厳しい食事制限を行う療法です。
また、排泄は、コーヒーエネマと呼ばれるコーヒー浣腸を利用する療法になります。
食べてはいけないものの制限がかなり厳しく、まず塩は基本的にNGで、味付けはレモンや酢、ハーブなどを使用します。
また、動物性、植物性ともに油脂は禁止で肉類、魚介類、乳製品、卵なども全て禁止です。
卵までダメとは驚きました。
基本的に野菜や果物、雑穀類などから栄養素を取り、小魚(しらすなど)のみ許可されてました。
ただ、オーガニックの全粒粉を使用した手作りパンでしたらokです。
野菜たっぷりの酵素ジュースを大量摂取する事
何が苦しいかと言うと、ニンジンジュースや季節の野菜のジュースをかなり大量に摂取しなければいけないと言う点です。
確かに、野菜たっぷりの酵素ジュースで栄養は取れます。
が…、そんなにニンジンジュースばかり飲んでいられません。
また、出来る限り有機栽培で作られた野菜を食べることとされていました。
これがまたなかなか難しいことで、そんなに沢山野菜ばかり食べられないんですよね。
結構食事制限も厳しく、おいしい味付けにできないため、挫折する方も多い食事療法でしょう。
とにかく薄味で、お肉などのだしが無いため、お料理にコクが出ません。
油もダメなので、とにかく質素な味付けになってしまいます。これは、さくら婆があまり料理が得意じゃなかったというのもあるかもしれませんね。
ゲルソン療法は食事療法と共にコーヒーエネマを行う療法
また、ゲルソン療法ではコーヒーエネマ(コーヒー浣腸)を行う必要があり1日に数回行うコーヒー浣腸が結構苦痛だと言う方が多いようですね。
コーヒー浣腸を行う理由は、肝機能の回復と免疫力の向上のためです。
肝臓がきれいになれば、体がきれいになると言われているからです。
正しい方法でゲルソン療法を行うとなると、1時間おきに作りたてのニンジンジュースを飲んだりしなければならず、なかなか活動していると難しいものがあります。
体の中を綺麗にするにはかなり有効な方法だと思いますが、やはり現実的に行うとなると一日中家にいたりする方じゃないで難しいものなのが残念な点です。
あと、今まで食事を作ったことがない方、いろいろ工夫して作れない方にはなかなか難しい療法でしょう。
さくら婆も1番最初はゲルソン療法を行うことを決意しましたが、いろいろゲルソン療法について学ぶうちにちょっと難しいと言うことに気づきました。
その結果、さくら婆はもっと簡単にできる井上式の食事療法を選択し5年生存率を突破することができました。
食事療法はいろいろありますが、自分でやりやすい、これならできると思った療法を行うのが1番ベストです。
あなたに合う食事療法が見つかると良いですね。