こんにちは、さくら婆です。
大腸がんは切れば治るのかと言う心配をされている方も結構多いのではないでしょうか?
大腸がんの再発や転移等について解説していきます。
大腸がんは切れば治る癌なの?
大腸がんは、癌の中では比較的予後の良い癌とされています。
というのは、早期の発見では手術によって大腸がんを取ってしまえば再発の可能性が低い癌だと言われているからです。
進行してないうちにとってしまったことで、とても予後の良い癌だと言われています。
ステージ一1なら再発率は5パーセント以下なの?
ちなみにステージ1の段階で癌をとってしまえば、再発率はわずか5%以下にとどまるようです。
またほんの小さな大腸がんでしたら、内視鏡検査の際に一緒にとってしまうことも可能です。
その後、リンパ節に転移していなければ抗がん剤をやることもなくそのまま終了のこともあったりします。
ステージ0で大腸がんが発見された友人の話
さくら婆の仲間でも、ステージ0の段階で大腸がんが発見されリンパ節にももちろん転移していなかったため、内視鏡検査の際に大腸がんを切り取りそのまま入院もせずに帰された方もいます。
もちろんその後の定期検診は必要ですが、かなり再発の確率は低いと言われています。
ステージ2で発見された場合でも、再発や転移の可能性は10パーセント前後と言われています。
ステージ1ステージ2の段階でしたら大腸がんと言うのは本当に予後がいいんですね。
大腸がんが再発する時とは?
大腸癌が再発するのは、手術で取りきれてなかった場合、手術の際に目に見えなかった癌が大きくなってしまった場合ですね。
もしくは、大腸に発生した癌が、大腸から離れて大きくなる遠隔転移も再発です。
ちなみに大腸がんの遠隔転移は、肝臓や肺がとても多いようです。
また、もう一つの再発として大腸の外側を被っている腹膜に大腸がんの細胞がこぼれると腹膜の至るところに大腸癌が広がり腹膜播種(ふくまくはしゅ)と呼ばれる状態になります。
これらの3つが、大腸がんの転移再発と言われるものです。
大腸がんの手術後はどうなるの?
大腸がんは、初期の段階では切ればほとんどの場合が治り、リンパ節に転移している場合は抗がん剤で抑えることができればほぼ寛解と言っても良いでしょう。
さくら婆の場合は、抗がん剤治療を行いました。
手術をしてその後抗がん剤治療を行い、今現在5年が経過しています。
抗がん剤治療中は、正直言って辛い事も多々ありましたが、今元気に過ごすことが出来ているのであれも一つの経験ですね。
大腸がんを患う前よりも健康に過ごせています。
これは、大腸癌が健康のありがたみに気づかせてくれたおかげです。
今は本当に体に良い生活をしていますよ。
たまには好きなお酒も飲み、おいしいご飯も食べ、毎日楽しく過ごしています。
あの時大腸がんにならなければ、おそらくまだ現役で仕事をしていたのかもしれません。
仕事をして、他に楽しみは何もない、孫たちのお世話も出来ずに、ばあちゃん嫌いと嫌われているような人生だったかもしれません。
今の私の人生は、大腸癌がくれたギフトなのかもしれませんね。